ヒネくれたアニメ感想やマンガ、レトロゲーム、ロボゲーのレビューなんかをやっていきます 
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レトロゲーム アーケード 天地を喰らう

レトロゲーム、第10回目は、アーケード版「天地を喰らう」です。
アーケードゲームはキリがないんで扱うかどうか迷ってたんですが、やはり避けて通れませんね~。

tenchi.png
ちなみに以下に出てくる「三国志」という言葉は、「三国志演義」を指しますので。念のため…。
「天地を喰らう」のゲームと言うと、ファミコンのRPGのヤツか、アーケードの「天地を喰らう2 赤壁の戦い」の二つが最も有名なところでしょう。しかしこれら以外にも、パソコン版やスーパーファミコン版などもあり、ゲーム化に恵まれた作品と言えるでしょう。

ジャンルはベルトスクロールアクションですが、強制スクロールなのが特徴です。操作系は8方向レバーと、右攻撃ボタン、左攻撃ボタン、計略ボタンの3トリガーになっています。
グラフィックは画面下のプレイヤーキャラの顔やセリフが表示される部分がかなり大胆ですが、全体としては背景を含め非常に丁寧に描かれています。
BGMはどの面もかっこいいですが、主人公たちの声がステキに棒読みなのもまた魅力のひとつ…かもしれません。

「原作」にあたるマンガの「天地を喰らう」は、「三国志」の原形をとどめていない、エキセントリックな内容でしたが、本作はかなり忠実に…と言うか、我々が思い描く「三国志」の世界を再現しています。黄巾の乱の時点で「諸葛亮」や「趙雲」が「劉備」と行動を共にしている等、史実どおりというわけではありませんが、シミュレーションゲームの「数字」だけでは伝わらない戦場の激しさ、熱さが余すところなく表現されているのです。

さて、何より特筆すべきは、雑兵以外のキャラが常に馬に乗っている、という点です。後に三国志ゲームの代表格となる「真・三国無双」シリーズも、三国志世界をよく表現(もちろんコーエーフィルターが激しくかかっていますが)していますが、やはり三国志の武将は馬上の人であるべきだと思います。その意味での「三国志らしいゲーム」はこの「天地を喰らう」がいまだに唯一にして最高峰と言えるのです。
また、「右攻撃」「左攻撃」とは言うものの、画面上では「前後」なのですが、プレイしている最中の感覚ではあくまでも「左右」ですので、脳内ではなんとなく群がる雑兵に槍を振るい、獅子奮迅の戦いを繰り広げる「趙雲」たちの姿が見えるのです。

そんな妄想が手伝っているのも事実ですが、細かい部分でも三国志的なイメージを出そうとしているところが多々見られます。例えば、「李儒」がボスのステージでは、それまでのステージのつもりで戦うと引っかかってしまういやらしいトラップが仕掛けられており、「軍師」であるという事が表現されています。まあ炎の竜とかも出しちゃったりして、若干「妖術」じみてるとこもありますがw
ストーリーは黄巾の乱から董卓打倒までですが、「呂布」や「華雄」はもちろん、「胡軫」や「徐栄」あたりも出てくるのが嬉しいところです。

また、「張角」は倒されると同時に雷に打たれたり、「呂布」が虎牢関の戦いで撤退する際に方天戟を投げつけてくるなど、何気なく「原作」の場面を再現しているのですが、当時はあまり気付く人もいなかったのではないでしょうか。(「関羽」が二頭の馬にまたがっていたのは、「董旻」「董卓」が受け継いでいますw)

本作がリリースされたのは、1989年。「三国志」と言えば、吉川英治版、横山光輝版、NHK人形劇、コーエー(当時は光栄でしたが)の「三國志」シリーズ、くらいしか、一般的ではなったあの時代に、激しく熱い戦いを演じる事のできる本作は正に国士無双の輝きを見せていたのです。
残念ながらPCエンジンSCDにしか移植されておらず(その出来も芳しいとは言えません)、現在は気軽にプレイする事は出来ないのですが、三国志好きの方には興味を持って頂きたい一作です。
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ますたあえいじゃと申します
理解の範疇を超えるような作品が好きです

 
 
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